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効率性や利便性が向上する情報化社会で求められる能力とは

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2026/04/01
効率性や利便性が向上する情報化社会で求められる能力とは

情報とは、簡単に言うと物事の知識を伝える内容のことをさします。インターネットを通じて様々な情報が簡単に手に入る情報化社会の現代において、情報の真偽を判断するメディアリテラシーが重要視されています。


情報化社会とは

現代は、情報化社会といわれています。つまり、情報が社会の中心となって動いている社会、世の中で何よりも情報の価値が高く評価される社会ということになるでしょう。アメリカの未来学者、アルビン・トフラーはその著書「第三の波」で、社会の変化を三つの波に喩え、第一の波を農業革命後の農業社会、第二の波を産業革命によって引き起こされた産業社会、第三の波を脱産業社会(脱工業化社会)としました。20世紀の後半に起こった、この脱産業社会こそ情報化社会に他なりません。

情報というものは、個人にとっても組織にとっても、計画を立てたり行動を起こしたりする場合になくてはならない、必要不可欠な資源です。しかし、一個人よりも多数の人間が係わる組織の方が、さらには組織の中でもより厳しい競争にさらされている企業の方が、情報の価値が高くなるのは当然といえるでしょう。
その企業の重要な経営資源として古くからいわれてきたものに、ヒト・モノ・カネがあります。つまり企業経営には、人材、生産設備や原材料、資金の三つが欠かせないということです。
しかし、少し前からこれに情報が加わり、4大経営資源といわれるようになりました。しかも、その中で、情報こそが最も重要な経営資源であるといわれることが多くなってきたのです。高度に成熟化、複雑化した現代の社会では、情報なくしては、一日たりとも経営活動はできません。情報なくして経営活動を行うのは、海図も羅針盤もなしに、荒海へ乗り出すようなものです。たしかにヒト・モノ・カネも情報がなければ、これらを有効に活用することはできないのですから、情報の重要度が最も高いというのは理屈に合っていると思われます。正に、このことは情報化社会の一面を表しているといえるでしょう。

ポスト資本主義社会

20世紀最大の経営学者で社会学者であるピーター・ドラッカーは「知識が、単なるいくつかの資源のうちの一つではなく、資源の中核になったという事実が、我々の社会を『ポスト資本主義社会』とする」と述べています。つまりドラッカーは、知識が主役となる新しい時代を「ポスト資本主義社会」と表現したのです。そして「今日我々が知識としているものは、行動にとって効果的な情報であり、成果に焦点が当てられた情報である。そしてその成果は、人間の『外』、社会と経済、あるいは知識そのものの発展にある。しかもこの知識は、成果を生むために高度に専門化していなければならない」と言っています。
このように知識が主たる資源となる「ポスト資本主義社会」においては、基本的な社会構造として組織社会が主流であるとしているところからも、情報化社会の特徴と重なる点が多いのです。

インフラの進歩

情報化社会は1950年代から始まったコンピューター化の波と相まって加速していきます。
コンピューター化も、メインフレームと呼ばれる大型のホストコンピューター時代を経て、1980年代にはパーソナルコンピューター(パソコン)が登場、1995年のマイクロソフト社Windows95の発売でコンピューターの大衆化が一気に拡大し、大きな発展を遂げることになります。さらにはパソコンと時を同じくして登場してきたインターネットの爆発的な進展が情報化の姿を大きく変えたのです。すなわち情報化のスピードと量と質を革命的に変えたといっても差し支えないでしょう。電子メールによって一個人が地球の裏側の人と瞬時に通信のやり取りができるなどということを、かつては想像もできなかったことなのです。こういった通信を含めた情報のインフラは、以前はOA(Office automation)と呼ばれていましたが、パソコンの発展と共にいつしかIT(Information Technology)と呼ばれるようになり、今ではDX(Digital Transformation)への取り組みも始まり、めざましい発展を続けています。

そして、このような技術的な情報インフラの進歩は、我々の情報に対する考え方を大きく変える要素となったという点に、注意する必要があります。例えば、従来は情報を集めることが大事だったのが、今では情報を集めるのはさほど難しいことではなくなっています。現代社会では、マスメディアをはじめ、様々な媒体、チャネルによる情報源が無数に存在するからです。その中で最も大きな影響力を持つものがインターネットでしょう。インターネットの特徴の一つは、誰もが情報を発信できるということです。当然の結果として、そこに流れる情報は玉石混交であり、いつでも簡単に情報が得られる代わりに、不正確な、危うい情報も数多く含まれているのです。
このように情報が溢れている現代では、情報を集めることよりも、情報を選択することの方が重要になっています。つまり本物の情報とそうでないものを分けたり、情報の価値を判断したりすることの方が重要になっているのです。ある意味で情報化社会というものは、否応なしに我々を情報の洪水の中に押し込めるようなところがあり、その結果、情報に振り回されることになりかねないのです。

まとめ

情報が溢れている現代、誰もがしっかりとした情報の選択眼を持つことが重要です。
また一方では、個人情報など機密情報の漏えい問題が頻繁に起こったり、情報格差の問題が生じたりしています。従って情報化社会にも光と影の部分があることを我々は忘れてはなりません。

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本記事は、当社広報室にて発信しています。

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