紙文書ファイリングの基本!フォルダとボックスファイルを使った文書管理

しかし、文書の種類や使い方は部署ごとに異なるため、「これさえ使えば大丈夫」という万能なファイル用品は存在しません。
大切なのは、文書の性質や運用方法に合ったファイルサプライを選ぶことです。
本記事では、実務でよく使われる「フォルダ」と「ボックスファイル」について、担当者が押さえておきたい基本と運用ポイントを解説します。
フォルダを使ったファイリング
フォルダとは何か
フォルダとは、厚紙を二つ折りにした、いわゆる紙ばさみ型のファイルです。
共通性や関連性のある文書をひとまとめにし、サイズが異なる文書でも一緒に管理できるのが特長です。
フォルダの山(見出し)にタイトルを書き、文書を挟んで立てて並べて使います。
フォルダは次のような長所があります。
- 検索性にすぐれている
- 利便性がよい
- 文書の見直しがしやすい
- 廃棄しやすい
フォルダを使う際の基本ルール
フォルダファイリングのポイントは以下のとおりです。
基本は挟むだけで使う
原則として文書に穴を開けて綴じることはせず、挟み込みで管理します。
新しい文書を一番上にする
発生時期が新しい文書を上に重ねて使います。
大きなサイズの文書の折り方に注意
A3などを折って挟む場合は、折り山を見出し側にします。
折り山を底側にすると、後から入れた文書が折った文書の間に入り、紛失の原因になります。
1フォルダの文書量は適正に保つ
A4で50~60枚程度が目安です。
多くなりすぎると、フォルダが破損したり、見出しが見えにくくなります。その場合は、フォルダを分けます。
スティックファスナーで文書を固定するケース
フォルダは文書を挟むだけなので、文書紛失のリスクを伴います。
例えば、
- 失くしてはいけない重要文書をフォルダで管理したい
- 発生量にばらつきがあるが、フォルダを使いたい
といった場合には、スティックファスナーを使うことを検討します。
スティックファスナーは、文書にパンチ穴を開け、フォルダに留めて使います。
差し替え時に手間はかかりますが、文書の保護を優先する場合に有効な方法です。
ボックスファイルを使ったファイリング
ボックスファイルを使う理由
フォルダをそのまま書庫や棚に並べると、倒れやすく、見た目も乱れがちです。
そこで使われるのがボックスファイルです。
ボックスファイルの特長は以下の通りです。
- 背見出しを正面に向けフォルダを立てて収納できる
- ほとんどの什器に対応できる
- ボックスファイルごと取り出せて使い勝手がよい
背見出しを活かした管理の工夫
ボックスファイルの背見出しには、タイトル以外にも情報を記載できます。
例えば、
- 文書の分類
- 保管場所
- 担当部署
- 保存期間
などを書いておくと、探しやすくなります。
また、背見出しの上部にカラーシールを貼って色分けすると、視覚的に判別しやすくなり、検索性が向上します。
移管・廃棄を意識した収納方法
ボックスファイルには、移管時期や廃棄時期が同じ文書をまとめて収納するのが基本です。
こうしておくことで、ボックスファイル単位で書庫への移管や廃棄ができます。
また、ボックスファイルごとダンボール箱に入れて移送できるため、文書やフォルダの紛失・破損防止にもつながります。
まとめ
現場で続けられるファイリングを。
紙文書の整理は、「きれいに並べること」よりも、探しやすく、使いやすく、処分しやすいことが重要です。
フォルダとボックスファイルの特長を理解し、文書の使い方や保存期間に合わせて使い分けて、無理のない文書管理を実現しましょう。
日本レコードマネジメントでは、紙文書整理のコンサルティング、ファイリング設計、保管、電子化、廃棄まで、幅広くサポートする「文書管理ソリューション」をご提供しています。
「今のやり方が合っているか分からない」「整理したいが手が回らない」
といった場合も、お気軽にご相談ください。
本記事は、当社広報室にて発信しています。















